
環境活動
環境への取組
高まる缶詰製品のエコ特性
環境問題は、現代社会において人類が取り組むべき最重要課題の一つといえます。
多くの産業で環境活動への取り組みが推進されるなか、各種缶詰製品がエコロジーの観点から注目されています。
使用済み容器再利用の精度の高さ、長期保存性、家庭内調理と比較した場合の熱効率の良さ、
可食部分の多さなど「エコ食」としての特性が高まっています。
調理時間の短縮で省エネ!
食用缶詰は家庭内料理と比較すると高い熱効率が期待できます。
ある程度の段階まで調理が終了している食用缶詰は下ごしらえ時に環境に対して
あまり負担をかけず調理時間の短縮にも繋がります。水道、ガス、電気なども節約できます。
長期保存で高いエコ効果!
賞味期限の長さから廃棄される可能性も他の食品と比較してかなり低く、
食資源の有効活用の面でも大きな効果が得られています。
また、同等の保存性を持つ食品分野と比べると、常温で流通・管理ができるという点から
製造・流通・陳列・家庭内保存の全般でエコ効果を発揮し、容器形状上、陳列収納の面で省スペース化も推進できます。
可食部分の多い優れもの!
特質すべきなのは、特に水産缶詰における可食部分の多さです。
例えば鮭缶では骨まで消費することが可能であるほか、ほぼ全ての調理缶詰で素材を無駄なく使用しています。
容器再利用の精度の高さ!
ゴミ問題において、「リサイクル」は重要な環境活動の一つといえます。
その点において、缶容器はスチール缶は93.1%アルミ缶は96.6% という高いリサイクル率です。
飲料缶はもちろん、インドア消費の多い食用缶詰においては特に高いリサイクル率が期待できます。

SBT認定取得に向けコミットメントレターを提出
パリ協定に沿ったGHG排出量削減に取り組みます!
更新日:2025年6月30日
2025年6月、SBTi( Science Based Targets initiative )へコミットメントレターを提出し、SBTiの基準に準拠した 温室効果ガス(GHG)排出量削減に取り組むことを正式に表明いたします。
SBTiは、CDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)が共同で運営する国際的な枠組みであり、企業の温室効果ガス排出削減目標がパリ協定に沿った科学的根拠に基づくものであることを認定しています。
当社はこれまでも、製造工程におけるCO₂排出量削減、エネルギー効率の向上など、さまざまな取り組みを行ってきましたが、この度のSBTコミットメントを機に、目標に基づいたCO₂排出量削減を進めることで持続可能な社会の実現に向け挑戦していきます。今後は、大和製罐グループとしての排出量の公表と科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減の取組を進めてまいります。
バウンダリ企業一覧(2025年6月現在)
- 神奈川柑橘果工㈱
https://www.shinkako.co.jp/ - 光洋機械産業㈱
https://www.kyc.co.jp/ - 三和缶詰㈱
https://www.y-sanwa.co.jp/ - 大和エンジニアリング㈱
https://daiwa-engi.co.jp/ - 大和製罐㈱
https://daiwa-can.co.jp/ - 大和容器㈱
https://www.daiwa-yoki.co.jp/ - ニイガタ機電㈱
http://www.niigata-kiden.co.jp/ - ㈱日本デキシー
https://www.dixie.co.jp/ - ㈱ベルポリエステルプロダクツ
https://www.bellpet.co.jp/ - モンデ酒造㈱
https://www.mondewinery.co.jp/ - 芳泉工業股份有限公司
https://fountaincan.com.tw/ja/ - DS Containers,inc(米国)
https://dscontainers.com/(計12社)